2015年06月05日

CT12レスピレーターとアウターレンズ

CT12レスピレーター

90年代中ごろからCT12が使用されていたと思われる。手元にあるCT12は97年製です。

1997年に発行された「SAS THE ILLUSTRATED HISTORY」 の中にもCT12と思われる画像がある。

CT12レスピレーターとアウターレンズ
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CT12レスピレーターとアウターレンズ
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拡大した画像を見ればCT12であることがわかる。

CT12レスピレーターとアウターレンズ
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CT12レスピレーターとアウターレンズ
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手持ちのCT12を同じような角度で写真を撮ってミタ。

CT12レスピレーターとアウターレンズ

FM12とCT12の相違点は、ドリンクチューブの廃止と

キャニスターが左右に装着できるようになった点だけである。

CT12レスピレーターとアウターレンズ


S10からSF10に改良した時にレンズを変更したが12シリーズではそのままである。

FM12レンズの強度があるのか、それともアウトサート(アンチフラッシュレンズなど)を

初めから装着する前提だったのかはわからない。



<SPARE FM12 TINTED OUTSERT ASSY>

いわゆるブラックレンズ。 その効果からアンチフラシュレンズと呼ばれたり

単に色からダークレンズ・ブラックレンズ等と呼ばれたりしているものである。

AVON社純正品と社外品が流通しているようだが、実際の効果についてはわからない。

CT12レスピレーターとアウターレンズ

並べてみると若干色味の濃さが違うようである。

本の上に載せてみると

CT12レスピレーターとアウターレンズ

文字の見え方には違いがはっきりしている。


実際に装着して、マスク内側から外の景色を眺めてみると。。。。

CT12レスピレーターとアウターレンズ

カメラ関係でいうところのPLフィルターの様な効果を感じますね。


AVON純正品と社外品、どちらが良いのか一概に言えませんね。


S6⇒S10⇒SF10⇒CT12と変遷を見てきましたが、2000年代に入るとFM53へ切り替わったようです。

この辺から情報は全く入ってこないので一体どうなっているのかわかりません

わからないから知りたくなるのが人の情

それにしてもワカラナ過ぎて集めるのを諦める人も多いのが現実。



最近の海外オークションではCT12よりSF10の方がよく見ます

CT12はこの半年探してみて1つだけ出てきていましたので糸目を付けずに入札GETしました。



<引用>
*1*2*3*4 「SAS THE ILLUSTRATED HISTORY」 Virgin Books (1997)



Posted by だーら at 21:52│Comments(0)
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